専門用語が多くて調べるのめんどくさい!車選びに役立つ用語一覧!
お車を選ぶ際に、わからない言葉が多くて難しいですよね。 普段聞き慣れない専門用語を解説します! 是非お車選びの参考にしてみてください!
車名
車名とは、自動車メーカーが考案した車個別の名称のことです。 たとえばトヨタの「ヤリス」や日産の「ノート」などが車名にあたります。 しかし、一般的には車名のことを指して車種と表現されることもあります。 ちなみに、保険業界では車種は普通乗用車や軽四輪乗用車、原動機付自転車などの車の種別を指します。 車種と車名は車検証の「自動車種別」と「車名」の欄でそれぞれ確認できます。
型式
型式とは、道路運送車両法に基づき、国土交通大臣が構造・装置・性能が同一な自動車に対して指定する分類指標です。 「○○○-△△△」のように表記されており、 最初の3文字のアルファベットは「自動車排ガス規制及び低排出ガス車認定」の識別記号であり、ハイフンの後は各自動車メーカーが自由に決められる番号です。 車名が同じでも、年式やモデル等の違いから型式が異なります。 たとえば、4代目後期型プリウスの形式は「DAA-ZVW51」および「DAA-ZVW55」です。 アルファベットによってもハイブリッド車なのかガソリン車なのかも判別が可能です。 車検証の「型式」の欄か、ボンネットを開いた際に見えるコーションプレート(車両の詳細な情報が記された金属板)で確認できます。
グレード
グレードとは、同じ車名における装備や性能の違いによるランクのことです。
ほとんどの車名に複数のグレードが用意されており、トヨタ の「アルファード 2.5S タイプゴールドIII」や、
ホンダ「N-BOX 660 G」などのように車名の後に記載されているケースが多いです。
一番下のグレードは、最低限の装備や安全機能に留まり、選択できないオプションもあります。
一番上のグレードは、高機能なヘッドライトや本革シートなどを標準装備またはオプションで装着できます。
車名は同じでもグレードが異なると、エンジンの排気量や駆動方式、装備の充実度が大きく変わってきます。
また、グレードによってはエアロパーツやホイールなどの外観、シートやインテリア加飾など内装にも大きな違いが出ます。
グレードが違えば価格も100万円以上変わりますが、上位のグレードはリセールバリューが高くなることがありあす。
グレード情報は車両にも車検証にも記載されていませんが、メーカー公式ホームページ内のグレード検索サービスで、「車体番号」を使って確認することができます。
「車体番号」とは車の身分証明書のようなもので、車検証や運転席ドア付近、エンジンルームの金属プレートに記載されています。
年式
年式とは、新車として登録された年のことです。国内で車を登録した年を「初度登録年月」と言い、登録されたこの年が年式となります。
車の登録とは、普通車は運輸支局へ、軽自動車は検査登録事務所へ車の届出をすることです。
車は、登録をしなければ公道を走行できず、登録時に交付されたナンバープレートも車両の前後に取り付けることにより公道を走行できます。
しかし輸入車の場合は、製造日が年式となります。
輸入車は、製造国からに日本に輸出され、国内で販売されるため、「製造から登録」までにズレが生じてしまうことがあるためです。
一般的には、古い車は「低年式」、新しい車は「高年式」と呼ばれ、高年式の方が税金や保険料が安くなります。
自動車税はガソリン車は初年度登録から13年経過、ディーゼル車は11年経過であがります。
自動車保険は事故のリスクと現在の車両価値によって保険料を決めているため、年式が古いと補償範囲も狭くなり、
万が一事故をした際に支払われる保険金が安くなります。
年式を調べるなら、車検証にある「初年度登録年月」をチェックしましょう。軽自動車の場合は、「初年度検査年月」が年式になります。
車検証に「初年度登録年月」の記載がない場合や年月が異なる可能性もあるため、整備手帳に入っている新車保証書の「登録日」を確認しましょう。
低年式だと購入時の価格は安くなりますが、維持費が高くなるため、年式もしっかりと確認しましょう。
走行距離
走行距離とは、新車購入後からどれくらいの距離を走行したかを表す数字です。
ライフスタイルによって異なりますが、通勤に利用するなど毎日一定の距離を走行すると走行距離は多く、近所の運転や休日のレジャーなどの用途で利用すると走行距離が少なくなります。
車の走行距離が多いか少ないかを判断する際には、1年間で1万km程度を目安として、年式と走行距離を参考にすると分かりやすいでしょう。
例えば、年式10年で走行距離が10万km程度の中古車は平均的と言えます。
特に走行距離が多い中古車を選ぶ際には、タイヤやワイパー、ヘッドライト、油脂類などの消耗品が交換されているか、足回りがヘタっていないかを確認する必要があります。
反対に、走行距離が少ない中古車を選ぶ際には、エンジンの始動性やアイドリングが安定しているか、バッテリーが弱くなっていないかなどを重点的に見ると良いでしょう。
短距離の走行が中心でエンジンのON/OFFを繰り返し、メンテナンスを怠っているとエンジンに不調をきたし、アイドリングが不安定になるといった症状が現れることもあります。
こまめにメンテナンスをされてきた車はコンディションが良い可能性が高くなります。
また、車を買い替える際にも、走行距離が少ない車が高く売れます。
一般的には3万km、5万km、10万kmを超えると価格が安くなりやすいと言われております。
そのため、新しく乗る車は何年間乗る予定なのか、買い替えのタイミングで何万kmになっているのかも意識をして選ぶと良いでしょう。
排気量
車の排気量とは、ピストン運動により燃料を燃やしてエネルギーを生み出すシリンダー内の容積のことです。
一般的に排気量は「2000cc」や「2L」など容積を示す単位で表されます。
排気量によって「軽自動車」「小型自動車」「普通自動車」にカテゴリー分けられ、税金の支払額も異なります。
(参考: 『自動車税種別割 | 税金の種類 | 東京都主税局』)
例えば、排気量660ccの軽自動車の場合、自動車税は1万800円ですが、6000ccを超えるSUV車などの場合は、自動車税が8万7,000円となります。
自動車税は毎年支払う必要があるため、車購入時には考慮しておくべきでしょう。
排気量が大きくなればエンジンも大きくなり、車体も搭載するエンジンサイズに比例します。
排気量が大きく車体も大きな車は、総じて燃費が悪いです。
反対に、排気量が大きい車は、加速性能に優れているため、静かでスムーズな加速ができます。
乗り心地を重視される方や、積雪地帯にお住まいの方には排気量が大きい車の方が良いでしょう。
車検証の「総排気量又は定格出力」の欄に、L(リットル)単位で記載されてます。
オプション
オプションとは、追加費用を払うことで車に追加できる機能や装備品のことです。
グレードはエンジンや駆動方式など車を構成する主要部分(ハードウェア)の違いがあるのに対し、オプションは、ハードウェア以外に追加するパーツを指します。
また、オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションがあります。
メーカーオプションは、自動車メーカーの車の製造ラインで装着するオプションのことです。
装着に時間がかかりますが、ボディや内装に特別な加工ができます。
主なメーカーオプションとしては純正カーナビやサンルーフ、本革シートなどがあります。
ディーラーオプションは、完成した車がディーラーに届いてから、ディーラーで装着するオプションのことです。
購入後に装着することもできますが、メーカーオプションより高額になることもあります。
いかがでしたでしょうか?
ご予算やライフスタイルに合わせた最適なお車を選んでいただきたいです!
お車をご購入を検討されている方は是非一度お問い合わせください!
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